IHクッキングヒーターは各メーカーから様々な機種が販売されています。自分に合った機種を選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?こちらではIHクッキングヒーターの選び方についてご紹介いたします。
『ビルトインタイプ』をお選びください。
システムキッチンにぴったりのサイズです。ビルトインタイプのコンロから取替えができます。
『据え置きタイプ』をお選びください。
流し台のコンロ置き場にぴったりのサイズです。幅60cmのガステーブルコンロと取替えができます。
ビルトインタイプの天板は60cm幅の通常タイプと、75cm幅のワイドタイプの2つのサイズから選べます。通常、どちらのタイプでもお選びいただけます。
IHクッキングヒータには3種の熱源がございます。
磁力発生コイルに電流を流すと磁力線が発生します。なべ底にうず電流を流すと、鍋そのものが発熱します。
通常のIHでは使用できない多層鍋・銅鍋・アルミ鍋も使用できるので、今までもっているお鍋をそのまま使うことができます。 ※メーカーにより、鍋の大きさや重さに制限があります。
ニクロム線ヒーターで鍋を加熱します。底が平らであれば基本的にどんなお鍋にも使用できます。IHで過熱できないお鍋を使うときや、あぶり料理などにも便利です。
熱源の組み合わせ例
上記の熱源の組み合わせを決めて頂きます。主に3パターンの組み合わせがございます。
3口IHタイプ主力の2口IH+中央もIHです。 |
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2口IH+ラジエントタイプ主力の2口がIH+中央はラジエントです。 |
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オールメタルIHタイプ主力のIHの1口もしくは2口がオールメタル対応です。 |
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IHクッキングヒーターには各メーカー様々な機能を搭載した機種が販売されています。ご自分の使いたい機能を選んで、快適なキッチンライフをお楽しみください。
グリルの庫内温度を自動で温度管理できる機能が付いていれば、グリルをまるでオーブンのように使うことができます。
ローストビーフやケーキなども作ることができるため、料理の幅が広がります。
IHの火加減を弱火、強火で設定するだけではなく、設定温度で管理することができます。フライパンの温度を設定温度でキープするので、揚げ物やホットケーキなども簡単に調理できます。
中にはハンバーグなどを裏返すタイミングを音声でお知らせしてくれる機種もあります。
お湯が沸騰したら自動で保温に切り替わる機種や、ゆでもの調理の際に吹きこぼれを抑えながら沸騰をキープする機種など、吹きこぼれのトラブルに対応できるものがたくさん販売されています。
沸騰しても吹きこぼれることがないため、省エネにもつながります。
ガラス天板のフラットな操作パネルを搭載している機種なら、汚れがついてもサッとひと拭きでお掃除することができます。
操作パネルは実際に触ってみないと操作性が想像しにくいこともありますので、ショールームなどで実際に触ってみると良いでしょう。
小さなお子様がいらっしゃったり、共働きだったり、日々忙しく、家事の時間を短縮したい方は機能が充実したハイグレードのIHクッキングヒーターがおすすめです。グリル掃除もワンクリックで自動で行えたり、調理の際もボタン一つで火力を調整してタイマーで調理を行ってくれるオートメニューも用意されていたりするため、家事時間の短縮につながります。
調理のタイミングを音声で教えてくれる機能の付いた機種は、お子様と一緒にお料理をするときにもおすすめです。
ご年配の方やあまり料理をされない方の場合、機能が充実したハイグレードのIHクッキングヒーターではオーバースペックになってしまい「使っていない機能がたくさんある・・・」といった事態になってしまいます。
そのため、お料理がしやすい機能のみ付いているミドルグレードやシンプルなベーシックグレードのIHクッキングヒーターがおすすめです。
IHクッキングヒーターには2口のものも用意されていますが、実は2口の方が3口よりも高額の傾向であるため、「大きなお鍋を使いたい」といった特殊な事情がない限りは、3口のIHクッキングヒーターをお選びいただくことおすすめいたします。