南草津駅前の分譲マンションで熱源機付きガス給湯器を交換

滋賀県草津市の南草津駅前分譲マンションで熱源機付きガス給湯器をクサネンで交換させていただいた施工事例をご紹介します。

このお部屋の所有者のオーナーのN様からのご依頼で、ご入居者が入れ替わるタイミングで、年数が経過している給湯器を更新したいとのご意向でした。

現場調査とお見積もり

N様より給湯器の設置状況の写真を事前に送っていただいてはいたのですが、設置状況が特殊で当社で施工が可能かどうかを確認するため、工事担当、メーカーの営業と現場調査のため訪問させていただきました。

すでに一社からは現場調査の段階で見積もりも断られたようで、オーナーのN様も大変お困りのご様子でした。

下の配管カバーを取り外すと、給湯器は上下をそれぞれ2本のボルトにひっかけて、ナットで固定してありました。下側は容易に外せるのですが、上側のボルトを取り外す方法を色々考え、当社の工事担当が施工可能と判断できたのでお見積もりを出させていただくこととなりました。

最終的には、当社ともう一社（最近CMでよく見かけるS屋さま）との相見積もりでしたが、地元での安心感やアフター体制など、総合的に判断してくださり、クサネンにご依頼くださいました。

取替工事の流れ

既存のガス給湯器の取り外し

配管カバーを外し、給水・給湯・追い焚き配管、暖房の温水配管、ガス管を外していきます。追い焚き配管や、暖房配管、通信線などは、新しい給湯器への繋ぎ間違えをしないように、配管にテープを貼りつけておきます。

配管を取り外した時に、本体から出てくる水がこぼれないようにバケツでしっかり受けます。

全ての配管、配線を取り外せたら、本体を取り外すため、先に下側のボルトのナットを緩めていきます。

次に上側のボルトのナットを緩めていきますが、給湯器の隙間から特殊な工具を使いナットを緩め、先端に磁石がついた工具で、ナットとワッシャーを落とさないように気をつけながら取り外します。

本体は3人がかりで慎重に取り外しました。

なんとか無事取り外せました！

新しい給湯器の取付

新しい給湯器の取付は、取外しと全く逆の手順で行ないます。新しい給湯器はそのまま取付けると、下のボルトが、給湯器の追い焚き接続部に干渉してしまうため、ボルトの位置を少し右にずらしてから本体を取り付けます。外す時と同じように、水平を保った状態で給湯器本体をボルトに引っ掛け、ワッシャーを間にはさみ、ナットで固定させます。

正面から見たところですが、バッチリ本体がおさまりました！

給湯器の下側とボルトをナットで固定した画像です。

給湯器の上側とボルトをナットで固定した画像です。暗くてわかりづらいかもしれませんが、2箇所固定しています。

各配管、配線類を接続します。取り外しの際に、間違えないように印をつけたとおりに接続していきます。

リモコンの取替

台所リモコン、浴室リモコン、床暖房リモコンをすべて新しく交換しています。表示板の文字サイズも大きく明るくなり、とても見やすくなっています。

Before

After

Before

After

床暖房リモコンの配線も、給湯器本体の配線と同じように、接続間違えがないように取付けます。

Before

After

真っ白で明るいリモコンになり、部屋全体とよくあっているとN様もお喜びでした。

試運転

給湯器本体の設置、各リモコンの取替が完了したら、試運転を行ないます。熱源機付のガス給湯器の試運転には、暖房の試運転と湯張りの試運転がありますが、約40分ほどかかります。

今回、給湯器を交換させていただいたマンションは設置条件が少し特殊なパターンでしたが設置できました。うちのマンションはどうかな？対応してもらえるのかな？とご心配のお客様も多いかと思います。クサネンでは現地調査やお見積もりは無料でさせていただきますので、安心してお問い合わせください。

（橋本）