クサネンのガスのお客様宅でオール電化工事をさせていただきました

緑色のカラーが目印のクサネンのLPガスを長年ご利用くださっていた、滋賀県甲賀市にお住いのY様より、オール電化工事のご相談がありました。これまで長い間クサネンのガスをご愛用くださっていましたが、最近奥様がコンロのガスの炎の色が見えづらく、着衣着火が心配とのことで、オール電化を検討されたのがきっかけでした。

当社にご依頼いただく前に、他社様でもすでに見積もりをとっておられたのですが、ガスメーターの検針時に当社がお客様に配布しているチラシを見ていただき、他社との価格差に驚かれ、クサネンにご依頼くださることになりました。

当社のスタンスとしては、何がなんでもガスを残してほしいというわけではなく、お客様のご希望に合わせて最適なエネルギーのご提案をさせていただきます。お客様が快適にお湯をご使用いただければ、ガスの給湯器でも電気のエコキュートでもどちらでも対応させていただきます。

現場調査のようす

ガスからオール電化に変更工事をするために、現場調査をさせていただきました。

エコキュートを設置するには、そこそこスペースが必要となりますが、Y様邸では角型のエコキュートを設置するスペースがありませんでしたので、薄型のエコキュートをご提案させていただきました。

既設の据え置き型のガス給湯器が設置している場所にエコキュートを設置します。

ガスコンロからIHクッキングヒーターへ変更するためには、分電盤の容量の確認、ブレーカーの空き状況の確認が必要となります。また分電盤からガスコンロまでの配線ルートも同時に確認させていただきます。

オール電化工事　１日目（仕込み）

まずは、エコキュートを設置する場所にコンクリートのベースを作成する必要がありますので、既設の給湯器を一旦取り外して、給水や給湯、排水の配管をベース内におさまるように配管の仕込みを行います。

きれいに配管工事ができました。

追い炊き配管も新しくやりかえて、風呂アダプタも新しく交換させていただきました。

コンクリートベースを打つ箇所の建物の基礎に差し筋をしていきます。

型枠を作成しコンクリートを流し込んでいきます。

さきほど取り外したガス給湯器を再度接続し、エコキュートの本設置工事までの間お湯のご使用に支障がないようにさせていただきます。

表面もきれいにならしています。コンクリート基礎が固まるまで3～4日間をあけてから、本設置工事を行います。

電気工事ですが、既設の分電盤にはブレーカーの空きがありませんでしたので、エコキュートとIHクッキングヒーター用に、ブレーカーを増設させていただきました。

床下点検口から床下に入り、配線を、屋外のエコキュートのところまでと、キッチンのコンロのところまで配線していきます。

オール電化工事　２日目（本設置工事）

頑丈に固まったコンクリートベースができあがりました。

型枠を外して、エコキュートの脚を固定するアンカーを打ち付けていきます。

同時に、今まで長年ご愛用いただいたガスボンベを撤去していきます。ガスでのお付き合いはなくなるので少し寂しいですが、家のことはなんでもクサネンにご相談くださればうれしいです。

外壁塗装をされておられますので、ガス管は撤去せず、末端部分をプラグ止め処理しています。

エコキュートの貯湯タンクを搬入していきます。

慎重に搬入していきます。

コンクリートベースの上に見事に設置されました。水平と垂直も確認してレベル調整していきます。

電気配線、給水・給湯配管、排水接続をしていきます。

エアコンの室外機が間にありましたので、またぐようにしてヒートポンプユニットはガスボンベがあったスペースに設置しています。

脚部カバーを取り付けて試運転を実施します。

エコキュートの設置工事完了です。薄型タイプなので、ぎりぎり横を通ることができます。

台所もガスコンロから最新のIHクッキングヒーターへ取り替えさせていただきました。

PanasonicのIHクッキングヒーターで電源をいれると赤いリングが光るので、ついていることが一目瞭然で奥様の不安も解消されました。

工事期間中もご夫婦がいろいろ気遣ってくださりとても気持ちよくスムーズに工事させていただくことができました。Y様この度はオール電化工事をクサネンにご依頼いただきありがとうございました。今後もクサネンをよろしくお願いいたします。

（橋本）