60cm幅のフロントオープン ディープサイズから60cm幅のスライドオープン ミドルサイズのビルトイン食洗機への交換

いつもクサネンをご愛顧くださっている、滋賀県栗東市にお住まいのM様より、ビルトイン食洗機（食器洗い乾燥機）のご相談がありました。

長年愛用された食洗機ですが、電源が入らなくなりとてもお困りでした。　

M様邸でお使いのビルトイン食洗機は、National製の60cmワイドで深型のフロントオープンタイプでした。型式はNP-9200BPで今では珍しく大容量で10人分も洗えるとても大きいサイズでした。

最近は、食器洗いは手洗いでして、乾燥のためだけに使っておられるとのことでした。奥様のお気に入りのポイントは、隙間が広いので乾かしやすく、大きなお鍋でも入れられることでした。

ご提案内容

現在、60cm幅で深型でフロントオープンという条件を全て満たすビルトイン食洗機は国内メーカーではありませんでしたので、以下の内容でご提案させていただきました。

①60cm幅のミドルサイズで下部収納取付

②45cm幅のディープタイプでサイド収納取付

①に関しまして、ちょうど2月に新商品が発表されたタイミングでしたので、現行品のNP-P60V1PKPK、新商品のNP-60MS8Sの両方でご提案させていただきました。機能的には新商品はエコナビ搭載で節水節電がより高まっています。

②に関しましては、サイド収納を取り付けるのですが、収納といっても幅15cmで、用途が限られることをお伝えしました。サイド収納を取り付けした当社の事例は、以下のリンクより見ていただけます。

サイド収納取付の施工事例

M様も実際にPanasonicのショールームに見学に行かれたりして、最終的に60cm幅の最新型をお選びくださいました。

交換工事のようす

毎日のニュースで取り上げられている、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、Panasonic製のビルトイン食洗機は、注文しても納期回答をメーカーも出すことができず、M様にもご注文いただいてから1ヶ月半ほどお待ちいただくこととなってしまいました。

コロナウイルスの影響により長期間お待たせしご不便をかけたことをお詫びしましたが、M様も快く応じてくださいました。

既設の食洗機を取り外すため、給水、排水ホースを切り離していきます。

撤去するとすっぽりと大きなスペースが広がります。新しい食洗機を設置する前に床フローリングをきれいにしておきます。

後ろの壁から、電線、排水管、給水管が出てきていますが、次は下部収納を取り付けるため、給水管が干渉してしまうため、一部配管をやりかえます。

鉄管を取り外して、短管を取り付け、アングル止水栓を取り付けます。

これで配管の接続準備が完了しました。

続いて、下部収納台を設置します。床からキッチン天板までの高さが85cmでしたので、食洗機本体の高さ45cmに合わせて、下部収納の脚部の高さを調整しておきます。

水平もここでしっかり確認しておきます。

扉を閉める際の緩衝材を左右に取り付けておきます。

下部収納のケコミ部分にカバーを取り付けますが、採寸し現地でカットします。

カットする際のポイントですが、ジャストサイズだと床面に引っかかってしまうため、採寸した長さから0.5mmほど短くカットしています。

次に本体をいよいよ設置しますが、電源コード、ホース関係がねじれたり、引っかかったりしないようにあらかじめある程度入れておきます。

本体を設置し、排水ホースの接続、給水ホースの接続、電源コードとアース線の接続を行います。

接続後に試運転を行い、水漏れがないかを確認します。

ケコミ部分のカバーを取り付けて、収納台の引き出しをセットし、設置工事完了です！

工事時間は、2時間もかからないくらいで完了です。今回は60cmのワイドサイズでしたので、2人がかりで行っています。

ビルトイン食器洗い乾燥機の交換のご相談もクサネンにお任せください。クサネンではPanasonic製、リンナイ製、三菱製、各メーカーのビルトイン食器洗い乾燥機を取り扱っております。現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて納期が読めない部分がございますので、事前にご相談ください。

（橋本）