故障した電気温水器からエコキュートに交換、不要になった太陽熱温水用貯湯タンクは撤去しました

草津市にて電気温水器からエコキュートへの取替え工事をさせていただきました。

クサネンでは、かんでんeショップとして、関西電力のお客様がお使いの給湯器の点検に伺っていますが、お客様に調子をお尋ねしたところ、ちょうど「水漏れしていて交換をかんがえているところ」のこと。

現場調査

設置機器を見せていただくと、17年ほどお使いの電気温水器と太陽熱温水ソーラーが設置されていました。ソーラーは故障していて使用されていないとのことで撤去し、新しくエコキュートを設置することになりました。

手前が電気温水器

電気温水器や太陽熱温水器はセットで訪問販売の業者さんから購入されたそうですが、太陽熱温水器のメリットはあまり感じなかったそうです。

こちらが太陽熱温水用のタンク

また、電気温水器の本体がコンクリートの簡易な台に設置されており、転倒防止金具をで無理やり固定しているような状態でした。クサネンではこのような不安定な場所にエコキュートを設置することはできませんので、しっかりとしたコンクリートの土台を作成してから設置をしていきます。

工事1日目

パナソニックか、三菱かと設置機器を検討されている間に、水漏れがひどくなってきてとうとうお湯が作れなくなってしまいました。そこで在庫商品のパナソニックのエコキュートを急きょ設置することになり、工事日まで2週間程度あったため仮設のガス給湯器を設置させていただきました。

新しく貯湯タンクを設置する場所に新たなベースを作成し、排水の仕込みを行いました。

工事2日目

完成した丈夫なコンクリートべースに新しいエコキュートを設置していきます。

<before>

<after>

太陽熱温水用のタンクは撤去、室内に有るソーラー切替ハンドも取り外しコーキングとビニールプレートで跡を塞いでいます。

<before>

<after>

太陽熱温水用タンクがあった場所には、エコキュートのヒートポンプユニットを設置しました。

<before>

<after>

エアコンの室外機に似た外観のヒートポンプユニットは、エコキュート独自のもので、屋外の空気から熱を集めて、その熱をお湯のわき上げに活用します。わき上げには、電気エネルギーも当然必要になりますが、「ヒートポンプ式」の仕組みで、少ない電気で高効率な運転が可能です。

そのおかげで、電気温水器からエコキュートに交換すると給湯にかかる電気代は約1/3～1/4になり、平均的なご家庭で1年間で4-5万円の節約になると試算できます。！当社のお客様においても電気温水時が故障した際はほとんどの方がエコキュートに交換されています。

クサネンでは年間300台以上のエコキュートを施工しております。滋賀県草津市で55年目、地域のお客様に末永くお付き合いいただけるよう、アフターフォローもしっかりさせていただきます(*^^*)

2022年6月現在、半導体不足の影響により、全国的なエコキュートの品薄状態が続いております。クサネンでは在庫の確保に努めておりますが、お客様にお待ちいただくケースが増加しています。故障する前の、早目のご検討をお願いいたします。

 (橋本)