足が悪いお母様が安全に歩けるように段差解消工事と屋外手すりを新しく取付

滋賀県草津市にお住まいのA様邸での、屋外手すり取付工事の施工事例をご紹介します。

息子様からのご依頼で、年配のお母様が安心して安全に歩けるように屋外手すりを取り付けて欲しいとのご依頼でした。

現場調査

工事を担当する協力業者と一緒に訪問し、まずお母様が日頃どのように歩いておられるか実際に再現していただきます。それをもとに、どこに手すりがあれば便利で安全かをA様と一緒に考えました。

またA様は普段、杖をついて歩いておられますので、杖の高さ75cmも参考にして手すりの高さも考えました。

ご予算もお聞きしたのでご予算の範囲内で精一杯ご要望に添えるよう考えさせていただき、イメージパースもお渡ししました。

施工前の状態

まず道路から敷地に入る段差が高く、段差解消を希望されました。足が悪いお母様にとって、この段差は辛く、毎日大変な思いをしておられました。

門扉から玄関までも何も支えるものが無く、杖だけが頼りでしたが、転倒してしまう恐れもありました。

玄関扉までにも階段があり、左側の壁に体重を預けながら昇り降りしておられました。

施工後の状態

段差解消のため、導線を意識して、既設の階段の一部をハツリ、足を高く上げなくても昇れるようにさせていただきました。段差を解消した部分に手すりをつけていますので、安心して昇り降りができるようになりました。

門扉を入って玄関扉までも手すりを取り付けました。左側から庭に行かれることも多いため、連続した手すりではなく、部分的に取り付けています。

反対側にも同じく手すりを取り付けています。

手すりの末端は服の袖が引っかかってしまわないように、折り返しています。

手すりの色は落ち着いた色をお選びくださいました。樹脂製なので夏場でも熱くなり過ぎることはありません。

家の外から玄関まで、安心して歩いていただくことができるようになりました。

予算の範囲内で工事は終えることができ、思っていた以上に良い仕上がりで本当に嬉しいです！とお母様もお喜びでした。

クサネンには福祉住環境コーディネーターも多数在籍していますので、安心してお任せください。

（橋本）