【プロが警告】給湯器が壊れる5つの前兆!不具合を放置するリスクも解説

「お湯の温度が不安定」「たまにエラーが出るけれど、電源を入れ直せば使える」といった給湯器の不調をごまかしながら使っていませんか?
完全に壊れていないからといって放置しがちですが、給湯器の不調は寿命を迎えるサインかもしれません。
本記事では、プロの目線から給湯器が壊れる前兆として考えられる現象について、滋賀県にお住まいの方の暮らしに寄り添う『クサネン』が解説します。
特に注意すべき特定のエラーコードや放置するリスクもまとめているので、給湯器の交換を検討する際の参考にしてください。
給湯器が壊れる前兆を見極めるポイント

給湯器の不調が一時的なエラーか、本格的な故障の前兆かを見極めるには「症状の頻度」と「使用年数」の2つがポイントです。
一時的なエラーであれば電源リセットで直りますが、数日から数週間にかけて温度異常やエラーコードなどの同じ症状が何度も再発する場合は故障の前兆です。
さらに、設置から10年が経過して不調が続く場合は、経年劣化による寿命のサインであると考えられます。
不具合が続く場合や、使用年数が10年を超えている場合は、ごまかしながら使うのをやめて交換を検討しましょう。
給湯器が壊れる前兆として考えられる5つの現象

給湯器が壊れる前兆として考えられるのが、以下の5つの現象です。
- 温度の異常
- 異音
- 異臭
- 水漏れ
- 煙
上記のサインが見られる場合は、事実上ほぼ故障している状態だといえます。
以下で、それぞれの現象について詳しく見ていきましょう。
1.温度の異常
お湯の温度が設定通りに安定せず、急に熱くなったり冷たくなったりする場合は故障の前兆です。
この場合、給湯器内部にある温度調整センサーや基板などの部品が経年劣化している可能性が疑われます。
温度の異常は比較的多く見られるトラブルの一つで、使い続けると完全に温度制御ができなくなります。
日によって、あるいは使用中にお湯の温度が安定しないときは、早めに点検を依頼しましょう。
2.異音
給湯器からの異音も壊れる前兆の一つです。
給湯器から異音がする場合には、部品の劣化や不完全燃焼を起こしている可能性があります。
具体的には、点火時や使用中に「ボン」という小さな爆発音がしたり、「ピー」「ブォー」といった普段はしない音が鳴り響いたりするケースです。
給湯器からの異音はそのまま放置すると突然停止するリスクがあるため、早めに業者に相談しましょう。
3.異臭
給湯器が壊れる前兆として、ガスや焦げ臭いニオイがする現象も挙げられます。
給湯器からの異臭は、内部でガス漏れや不完全燃焼を起こしているサインであり、重大な事故につながるおそれがあるため注意が必要です。
給湯器から普段は感じない異臭が漂ってきたときは、様子見をせずに使用を中止してください。
火災や一酸化炭素中毒といった命に関わる事態を防ぐためにも、すぐに業者に連絡しましょう。
4.水漏れ
給湯器本体や配管の接続部分から水がポタポタと垂れている場合は、早めの対処が必要です。
小さな水漏れであっても、放置すると内部の電子基板まで水が浸入してショートし、本体ごと交換しなければならなくなる場合があります。
水漏れも温度の異常と並んで比較的多いトラブルです。
しかし、「少しくらいの水漏れなら大丈夫だろう」と放置すると錆やほかの部品の故障につながります。
故障範囲が広がる前に、水漏れを見つけ次第すぐに対処しましょう。
5.煙
給湯器から出る煙も壊れる前兆の一つです。
給湯器の排気口から黒い煙が出ている場合、内部で深刻な不完全燃焼を起こしており、一酸化炭素が大量に発生している可能性があります。
冬場などに見られる水蒸気の白い煙(湯気)とは異なり、明らかな黒い煙が出ている状態は、すでに事故の一歩手前といえます。
事故を防ぐためにも、すぐに使用を止めて換気し、業者に連絡してください。
壊れる前兆?給湯器を交換すべきエラーコードと症状

給湯器に特定のエラーコードや症状が現れたら、寿命と判断して修理ではなく交換を選ぶべきタイミングです。
ここでは、給湯器の交換を検討すべきエラーコードと症状を解説するので、ぜひ参考にしてください。
基板の異常を知らせるエラーコード
使用中の給湯器に「710」や「760」のエラーコードが表示された場合は、修理よりも本体の交換をおすすめします。
これらのエラーコードは給湯器の頭脳にあたる電子基板の故障を示しており、修理しても根本的な解決になりにくいからです。
基板の交換には30,000〜50,000円の費用がかかります。
さらに、10年以上使用している給湯器の場合、基板だけを新品に交換しても、すぐに別の部品が壊れてしまうリスクがあります。
高い修理費用を支払って何度も直すよりも、本体の交換を検討しましょう。
中和器の寿命を示すエラーコード
中和器の寿命を示すエラーコードが表示された場合も、本体の交換をおすすめします。
エコジョーズの場合、中和器の寿命を示すエラーコードは「920」や「930」です。
通常、「920」のエラーが起きてから約1か月後に「930」が表示され、完全にお湯が出なくなります。
中和器が寿命を迎える頃には、給湯器本体も寿命の約10年を迎えているケースが大半です。
そのため、高い修理費用を支払うよりも、本体ごと交換するほうがコストパフォーマンスの面で現実的だといえます。
本体内部からの水漏れの症状
給湯器の本体内部から水漏れしている場合は、エラー表示がなくても故障の前兆として交換を検討しましょう。
本体内部での水漏れは電子基板のショートを引き起こす危険性が高いからです。
基板がショートすると複数の部品を同時に交換する必要があります。
その結果、修理費用が大きく跳ね上がり、最悪の場合は修理ができなくなる可能性もあります。
故障範囲が広がるリスクを避けるためにも、修理ではなく本体の交換を検討しましょう。
給湯器が壊れる前兆を放置するリスク

給湯器の不調に気づいていながらも、「まだお湯が出るから」とだましながら使い続けるのは危険です。
給湯器が壊れる前兆を放置すると、生活面でのリスクや全交換になるリスクにつながります。
真冬に突然壊れた場合の生活面でのリスク
前兆を放置していると、ある日突然お湯が一切使えなくなるリスクがあります。
とくに給湯器への負荷が大きい真冬は、突然寿命を迎えて故障するケースが多く、寒い時期にお湯が使えないのは生活面で大きなストレスになります。
真冬は給湯器の故障が多い傾向にあり業者も混み合っているため、手配しても交換までに数日から数週間待たされるのが一般的です。
そのため、新しい給湯器に交換するまで銭湯通いを強いられることにもなりかねません。
生活面で不便を感じることがないよう、壊れる前兆に気づいたら早めに対処する必要があります。
小さな前兆を放置して本体ごと全交換になるリスク
給湯器が壊れる小さな前兆を放置すると、結果的に本体ごとの全交換になるリスクがあるため注意が必要です。
実際の現場でも、初期の水漏れに気づいたタイミングで業者を呼んでいれば数千〜数万円の部品交換で済んだのに、放置したせいで基板がショートして全交換になってしまったケースがあります。
修理や交換にかかる費用を抑えるためにも、小さな前兆を放置しないことが大切です。
一酸化炭素中毒や火災につながるリスク
壊れる前兆を放置して使い続けると、命に関わる重大な事故につながるおそれがあり危険です。
異音や異臭を無視して給湯器を使用すると、内部で不完全燃焼や漏電、ガス漏れを引き起こす可能性があります。
不完全燃焼防止機能など、給湯器にはいくつかの安全装置が付いているため、大半は事故が起こる前に停止します。
ただし、安全装置まで故障している可能性を考えると、事故が発生するリスクはゼロではありません。
給湯器の使用には重大事故のリスクが伴います。
そのため、異常を感じたまま使用を続けるのはやめましょう。
使用期間が10年経過した給湯器は交換がおすすめ

現場の体感として伝えられるのは、10年以上使用している給湯器を修理した場合、数年以内に再び別の箇所が故障する確率は7〜8割以上とかなり高いということです。
給湯器を設置して10年が経つと、内部の部品全体が一斉に寿命を迎えます。
例えば、センサーなどを1箇所だけ数万円かけて修理しても、数か月後には基板が壊れるといった故障の連鎖が起きやすくなるため注意が必要です。
また、各メーカーの部品保有期間は通常製造終了から10年と定められており、この期間を過ぎると修理ができなくなってしまいます。
特殊な事情を除けば、大半のケースで交換したほうがお得になるため、10年経過した給湯器は修理よりも交換をおすすめします。
⇒ 草津市・大津市・栗東市・守山市などで、給湯器の交換をご検討の方は、『ガス機器とオール電化のプロショップクサネン』にご相談ください。
給湯器の寿命を延ばすための使用方法とメンテナンス

給湯器を安全に少しでも長く使用するためには、日頃の手入れや心がけが大切です。
| 使用方法・メンテナンス | 詳細 |
|---|---|
| 周囲に物を置かない | 給湯器の排気口周辺に物を置いて塞いでしまうと、不完全燃焼や故障の原因になるため |
| 浴槽の循環アダプターのフィルターをこまめに掃除する | お湯が出る部分のフィルターに汚れが溜まると、ポンプに余計な負荷がかかるため |
| 配管を傷める入浴剤の使用を避ける | 白濁するものや硫黄成分を含む入浴剤は、給湯器の内部配管を傷めやすいため |
日頃の使用方法やメンテナンスを心がけるだけで給湯器にかかる負荷を減らし、結果的に寿命を延ばすことにつながります。
安全で快適な生活のために、無理のない範囲で実践してみてください。
当社「クサネン」で壊れる前兆が現れた給湯器を交換した事例

ここでは、当社「クサネン」で壊れる前兆が現れた給湯器を交換した事例を紹介します。
【施工事例1】
- 商品名:パロマ FH-E2022SAWL 20号 オート
- 費用:183,000円
- 工期:3時間
- 交換理由:経年18年の給湯器の湯温が不安定になり、現地調査で確認したところ本体の故障によるものであったため交換
【施工事例2】
- 商品名:パロマ FH-E2422SARL
- 費用:176,000円
- 工期:4時間
- 交換理由:給湯器本体の下から水漏れしており、現地調査で確認したところ本体熱交換器の配管からの水漏れしていたため交換
⇒ 熱交換器から水漏れしているガス給湯器をエコジョーズへ交換事例
【施工事例3】
- 商品名:ノーリツ GTH-2454AW3H-HBL
- 費用:313,000円
- 工期:3時間
- 交換理由:経年19年の給湯器でお湯は使えるものの、排気音がかなり大きく廊下にも響いている状態であったため交換
給湯器の故障は前兆がまったくなく、ある日突然壊れるケースのほうが圧倒的に多いです。
昨今の給湯器は電子制御化されているため、内部の基板が寿命を迎えると、前日まで普通に使えていたのに突然動かなくなります。
だからこそ、温度の異常や水漏れといった小さな前兆が現れている場合は、完全に停止する前のラッキーな警告だと捉えて対処することをおすすめします。
施工事例の紹介ページでは、交換の様子を写真付きで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
給湯器が壊れる前兆として、5つの現象を見逃さないようにしましょう。
- 温度の異常
- 異音
- 異臭
- 水漏れ
- 煙
上記のような前兆が現れている状態は、完全に停止してしまう前に対処できるラッキーな警告だと捉えましょう。
特に使用期間が10年を超えている給湯器の場合、これらの不調は一時的なエラーではなく寿命のサインです。
手遅れになってリスクを負う前に、故障の前兆に気づいたタイミングで業者に相談しましょう。
⇒ 草津市・大津市・栗東市・守山市などで、給湯器の不調でお困りの方は、『ガス機器とオール電化のプロショップクサネン』にご相談ください。
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