故障した賃貸マンションの給湯器を当日中に交換　滋賀県草津市

滋賀県草津市に建つ某賃貸マンションのオーナー様から、「給湯器が故障して、お湯が出なくなっていると入居者様から連絡がありました。すぐに交換できますか？」と、お問い合わせがありました。

故障したのは、約15年ものの給湯器

今回故障してしまった給湯器は、約15年前に取り付けられた給湯器でした。

置かれている環境にも寄りますが、設置から15年以上が経過した給湯器は、経年劣化によりどのタイミングで故障してもおかしくはない状態にあります。

今回の賃貸マンションの給湯器が故障したのは11月でしたが、さらに寒さが厳しい1月や2月になってくると、凍結により給湯器の故障の頻度は上がります。

設置から15年ほど経過した給湯器はいつ故障するか分からないうえに、いつ故障しても困るので、今回の事例に限らず早急な対応を望まれます。

同型給湯器の在庫があったため、お問い合わせ当日に交換できた

入れ替えできる給湯器の条件は、サイズが同じであることと、排気の方向が同じであることです。

今回はタイミング良く、サイズがぴったりで排気の方向も同じ(前方排気型)給湯器の社内在庫があったため、すぐに交換工事に取り掛かることが可能でした。

交換する給湯器を取り寄せする場合は、工事までに3～4日かかりますので、その間どうしても賃貸マンションの入居者様にはお湯が出ない不便を強いることになってしまいます。

そのため、給湯器の当日交換が可能だったことはオーナー様・入居者様ともに大変喜ばれました。

新しく交換した給湯器は、ノーリツの給湯専用給湯器(GQ-1639WS)、オートストップ性能付きです。

約2時間の給湯器交換工事中に気を付けた事

今回の現場に限ったことではありませんが、新しい給湯器への交換作業時は、配管をつなぐ時の漏水に気を付けます。

もしも配管工事中に誤って漏水が起きた場合、階下のお部屋へ浸水して大変なことになってしまいます。

“同じサイズの給湯器を入れ替える”工事は一見シンプルなように見えますが、決して簡単な工事という訳ではないのです。

マンションの給湯器の故障は、早めの交換で出来るだけ防ごう

今回は素早く、故障した給湯器を交換することが可能でしたが、在庫状況によっては工事までに数日を要するケースもあります。

だからこそ、できるのであれば「壊れないように対処をする」ことが望ましいです。

先述したように、設置から15年以上が経過した給湯器は劣化していつ壊れてもおかしくは無い状態ですから、故障の報告がなくても、空室などのタイミングで”10年に1度”を目途に交換することを推奨します。

今回の賃貸マンションでも、順次給湯器の交換を進めていくことが理想ですね。